この曲は動物園の中を巡るような楽しさがあって、一見分かり易い子供向けの作品のようですが、実はその裏には鋭い風刺精神が溢れている曲だとか。
謝肉祭とはキリスト教の祭りのひとつで、その期間は仮面劇、音楽会等お祭り騒ぎが許されており、この曲は田舎町の謝肉祭コンサートで仲間内で楽しむためだけに軽い気持ちで作られた曲みたいです。また、いろいろな作曲家の作品のパロディがたくさん組み込まれているので、それらの作曲家からの批判を恐れて「動物の謝肉祭」を世に発表するつもりは無かったらしく、真面目に書いた自信作「白鳥」のみ生前に出版されました。残りはサン-サーンスの亡くなった翌年の1922年に出版。 第1曲[序奏とライオン王の行進]
ピアノのトレモロに続いて低音から盛り上がってくるような序奏の始まり。百獣の王・ライオンが欠伸(あくび)をしながら起きる序奏の後、ピアノのリズムがファンファーレとなり,勇壮な行進曲が始まる。ズシッ、ズシィと1歩ずつ踏み出し、立ち止まっては「ガオー」と雄叫びを上げるライオン。重みのある演奏にしたいですね。走らないでねーー。 第4曲[かめ]
ピアノの刻むリズムの上でオッフェンバックの「天国と地獄」に出てくる,有名なギャロップの部分を「超低速」で演奏しているのはお解り?ですよね。亀の歩みですから、自分がイライラする位のんびり、ゆっくりと・・・ね。 その他の動物を簡単に紹介します。 | |
第2曲[めんどりとおんどり]
![]() 第3曲[野生のらば]
![]() 第5曲[象]
![]() ![]() 第6曲[カンガルー]
![]() 第7曲[水族館]
![]() ![]() 第8曲[耳の長い登場人物(飼い馴らされた従順なろば)]
![]() ![]() ![]() 第9曲[森の奥に棲むカッコウ]
![]() 第10曲[大きな鳥かご]
![]() 第11曲[ピアニスト]
![]() ![]() ![]() 第12曲[化石]
![]() ![]() ![]() 第13曲[白鳥]
![]() ![]() 第14曲[フィナーレ]
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さあて問題です!
フィナーレには、どの動物がどこに登場し、どのパートが担当しているでしょーうか? 明らかに解るのは「ラバ」、「カンガルー」、「おんどりとめんどり の おんどりの方」、 「耳の長い登場人物」ですが、「鳥、ピアニスト、化石、水族館?」も隠れていますよ。 担当パートや、他に隠れ動物が解った人はみんなに教えて下さいませ。 そして サン-サーンスも遊びで作ったように、「立川風グランドフィナーレ」も創ってみました。 ラバとカンガルーの代わりに色々な動物を混ぜてみましたが、みなさんお解りでしょうか?隠れ動物はどーこだ? 亀軍団:ゆっくりと歩く象亀、陸亀、鉢巻きをしてコータローと競争しているカメ 象の親子:子象は親象の足下でチョロチョロし、そして親にくっついて親子で一緒に歩く ![]() ![]() 編曲のパクリです。 バンマスすみません。 楽しく演奏しましょう! |