立川マンドリンクラブ会報 第77号2023.01.21発行
新しい仲間 一人で「悦」に入っています
Mandolin Cello 安達直之
 立川マンドリンクラブの皆様、この10月に入部、演奏会にも参加させていただき、ありがとうございました。昭島在住です。
 60歳で定年となり、在学以来で楽器を手に覚えのあるMandolinではなくDolaを選び、現在川越MCに出向いて弾いています。そんな中、演奏会練習の時に、立川MCの斎藤紀子さんから「Celloがあるなら」とお誘いを受け、今日に至っています。練習見学では、Celloパートの皆さま、鹿野さんをはじめ多くの方から声をかけて迎えていただきました。
 定年後に楽器を始めたときに自身に変化がありました。何かの拍子に勝手に涙が溢れてくるんです。ある時は老人ホーム慰問で「愛燦燦」を弾いた時に、また、ある時はOB会で、そして、立川で「瑠璃色」を弾いた時にもマスクの下で。まるで、幽体離脱して、幸せの境地に居る自分の姿を外から見て満足している感覚です。
 楽器再開までは書道が趣味で、ある会派の会員になっていますが、今は筆を楽器に持ち替えて楽しんでいます。8月、立川MC見学のときに楽しそうな曲を演奏されており、自分も何とか仲間に入りたいと入部を決意いたしました。何よりも、家から近い所で出来るということに惹かれました。
 Celloを持って半年余り、まだまだ音量のみの参加ですが、次回こそは、しっかり練習して、1音でも多く確実な音出しを目指したいと思っています。こんな私ですが、皆様、よろしくお願いいたします。