立川マンドリンクラブ会報 第76号2022.07.23発行
訃報 立川MCを創立された“宮澤榮作先生”
 立川マンドリンクラブの創立者であり、マンドリン音楽の普及のため長年にわたり尽力された宮澤榮作先生が6月3日に永眠されました。(享年91歳)
 さる5月7日には、やはり先生が創立された国分寺マンドリンクラブの演奏会で指揮台に立たれたばかりでした。
しっかりとした指揮の姿、アンコール曲で手拍子の音頭をとりながら観客に向かわれた時の柔和な顔など、私たちの記憶に深く刻まれています・・・ご冥福をお祈りします。 






立川マンドリンクラブ創立の経緯
 宮澤先生は、昭和55 (1980) 年1月~3月に開催された立川市高松公民館主催「マンドリン初心者教室」の講師をされました。
 館の呼び掛けで、終了後の4月から宮澤先生を指導者とし、修了者と希望者計4人による「立川マンドリン友の会」が発足しました。会長には心配りの松本三智子さんがなりました。
 その後、市報や個人的な呼びかけでメンバーが増えてきて、人前での演奏の声もかかるようになりました。
 第1回演奏会を昭和57(1982)年11月21日高松公民館視聴覚室で開きました。メンバーは22名(M1:4,M2:4,D:2,C:1,G:6 +教室修了者:5)
 第4回定期演奏会は出演者20名程、名前も「立川マンドリン倶楽部」と成長させ、昭和60(1985)年11月23日 市民会館小ホールで開催しました。
 その後もメンバーは増え続けました。
(参考:トレモロ第7号「立川マンドリン物語」古田栄治 他)