立川マンドリンクラブ会報 第75号2022.04.24発行
演奏会を聴いて
Mandolin 手崎直美
 立川マンドリンクラブの皆様
 ご無沙汰しております。
 コロナが発生してから、医療従事者として、感染予防を考慮し、クラブの出席を遠慮させていただいておりましたが、一向に収まる気配がないですね。
 立川マンドリンクラブに在籍して今年で23年目になります。
 今まで一度も定演欠席はなかったのですが、さすがに去年の定演は初めて聴衆の一人として観客席に座りました。
 立川マンドリンクラブに入部するときは、一度も演奏を聴かずに、ネットで国立に近いマンドリンクラブを検索して決めたので、実際観客席で演奏を聴いたのは初めてでした。
 今回は長い曲や早引きやテンポが難しい曲などが盛りだくさんで大変なプログラム なのに、指揮者の交代でどうなるのだろうと思っていました。
 実際聴いた感想は、「よくあそこまで練習し、まとまってるなぁ。立川マンドリンクラブって上手いんだねぇ・・・ん?私が出てないからか・・・?」とちょっと複雑な気持ちにはなりましたが、本当に聴き応えのあるよい演奏だったと思います。
 そして荒木さんのプロ顔負けの司会のうまさに、荒木さんの隠れていた才能を見せていただき、立川マンドリンクラブの危機を救ってくれた星さんにも拍手、それをフォローする河邉奈津子さんやパートリーダーの方達の集中力にも拍手・・・良いクラブだと改めて認識いたしました。
 やはり一人で弾いていても、自分の下手な音色が聞こえるので嫌になり、難しくなるとすぐ挫折してしまい、どんどんマンドリンに触れる時間が遠のいて行ってしまいました。また合奏の楽しさを味わいたいですが、自然の脅威はなかなか去ってはくれないですね。今年の定演には出られることを願って、もう少し仕事をしていきます。 どうか皆様、感染に注意して、これからも練習に励んでください。
 音楽は演奏していても楽しいし、聴いていても幸せな気分にしてくれます。
 立川マンドリンクラブがそういう存在で、いつまでも活動していけることを願っています。
 私がマンドリンもって練習に参加できるようになるまで、後ろの席1席空けて置いてください。