立川マンドリンクラブ会報 第732021.01.24発行
今回の指令は「女子五重奏」
Mandolin Cello 粟屋淳子
 今年もフレコンに際し、古田パートリーダーからの指令がありました。
 「ギターの安島さんを誘って、女性だけで五重奏をやって下さい。メンバーは任せます。」うーん、メンバーの招集から?
 毎回ハードルが上がるなあ。
 でも、ハードルが高いほど燃える私・・・
 まず安島さんの了解を得てから、頼みの綱の奈津子さんに依頼。そして由貴さんと田口玲子さんにもOKをもらい、企画スタートとなりました。
 曲は、古田さんがピアノで練習中の「舞踏への勧誘」から抜粋した「中間部のワルツ」をマンドリン五重奏用にアレンジしてありました。
 早速、譜面をメンバーに渡すと、
 「変ニ長調からニ長調に移調した方が弾きやすい。」ということで古田さんに譜面の修正を依頼。さらに、「中間部のワルツ」の他にもいくつか綺麗なメロディがあるので、どうせやるならそこもやりた・・・と欲が出て、結果、奈津子さんが「譜面作るよ」となり、この「舞踏への勧誘」とガッツリ向き合うこととなりました。
 1パート一人の緊張感の中にも、音のかけ合いや重なりが心地良く、アンサンブルの楽しさを実感しながら練習を重ねました。
 本番の一週間前には我が家に皆んなをお招きして練習しました。築50年の古い木造家屋にアンサンブルが響き、練習の後にはちょっとお茶とお喋りの楽しいひと時。自粛の一年の中で、我が家の明るいイベントの一つとなりました。
 定期演奏会ができなかったのは残念でしたが、その代わりに五重奏という別の形の経験を得ることができたのは嬉しいことです。
 これからも何事もポジティブ思考、前向きに行きたいですね。
 最後に、半ば強制的に参加をお願いしたメンバーの皆さん、ホントにありがとう。
 本番の出来はともあれ、楽しかったね。
 また次回もやろうね!
 そして何より、きっかけを下さった古田さん。フレコンの指令は、厳しさの中にも優しさあり、毎回私を成長(?)させてくれて感謝しています。これからも頑張ります!