立川マンドリンクラブ会報 第732021.01.24発行
5年目の初ギターアンサンブル
Guitar 安島美枝子
 早いもので、再入部して5年目に入りました。
 今だギターは女子ひとり。当初は何となく招かれざる客のようで、寂しかったのですが、今では、男性陣の中で一緒に頑張っている自分が不思議なくらいです。やはり、同志というか、皆ギターが大好きという感覚が、伝わってくるからでしょうね。
 そんな中5年目にして、入部以来ずっと密かに願っていた、ギターアンサンブルをやる機会が出来ました。  川名さんの「誰でも、何でも、失敗しても良い、お楽しみイベントだから」と言うインパクトあるお言葉に、「それならば、ギターパートも・・」と、リーダーに相談したところ、快く背中を押していただき、皆さんに声をかけた次第です。
 6人でアンサンブルをやる事に決まった時は本当に嬉しく、早速選曲に入りましたが、 そこで又、驚くことがありました。
 これは余談になりますが、50年前位の曲で、加藤剛主演ドラマ「人間の条件」の主題歌、「梶・美千子愛のテーマ」というギター曲で、当時、大好きで涙が出るような素敵な曲でしたが、楽譜が無くて諦めていました。ところが、日隈さんが用意してくれた膨大な曲集の中に、なんとその曲があったのです。嬉しくて日隈さんにすぐ報告し、コピー取らせていただきました。
その曲集、なんと¥250、いかに古いか!! でも、50年経っても「忘れられない曲」ってあるのですよね。好きな楽譜を見つけた時の嬉しさは、音楽をやっている人なら、きっと経験すると思います。
 話を戻しますが、フレコンでは、明るい、テンポの良い曲にしました。
皆さんは練習1回目からバッチリ決まっていて、さすがだな~と、感心してしまい、 足を引っ張らないように、改めて練習意欲が沸いてきました。
 本番に弱い私ですが、当日は楽しく弾く事が出来、他のチームの素晴らしい音楽も沢山あり、有意義な時間を過ごす事が出来ました。
 女子五重奏も、ギターひとりは初めてで不安でしたが、皆様の暖かいご支援のお陰で、 何とか無事に終われて、感謝感謝です。コロナ禍で定演も出来ずいや~な一年でしたが、最後に夢が叶い良い経験をさせていただき、本当にありがとうございました。
どこかの人が言っていました。  “歳をとったら、きょうよう と、きょういく が必要” 「今日、用事がある」「今日、行くところがある」・・・の言葉を実践出来るよう、 来年もマンドリン合奏練習に行きたいと思っております。
今後ともよろしくお願い致します。