この「コラム」を読んで健康になろう(6)
NHKの“ガッテン”や他の資料を参考
まとめ 町野
|
オメガ3脂肪酸:α-リノレン酸(アマニ油、エゴマ油)、EPA(青魚)、DHA
オメガ3脂肪酸は、人体に必要不可欠な栄養素、必須脂肪酸の一つです。
体内で作れないので食品として食べる必要が有ります。 α-リノレン酸 はアマニ油やエゴマ油に多く含まれ、100g中58gも占めます。加熱しないでください。 肝臓でEPAに変換され、その後DHAに変換されます。 DHAは主に赤血球や細胞膜を柔らかくする効果があるため、脳内に入り神経細胞膜を柔らかくすることで記憶力や学習能力を向上させる働きがあると言われています。 EPAは、血液中の血小板を固まりにくくすることで血管の詰まりを防ぐ抗血栓作用があるといわれており、血液をサラサラにするなどの効果が期待されています。 またDHA EPAを含むオメガ3脂肪酸について、うつ病を軽減する効果があることが報告されています。 EPAパワーは薬にもなっています。その薬の説明(作用)を見ると…… ●血液中の中性脂肪などを低下させる ●血液が血管内で固まるのを防ぐ ●血管の弾力性を保つ とあり、「通常、閉塞性動脈硬化症に伴う潰瘍、疼痛および冷感の改善や高脂血症の治療に用いられる」と書かれています。そこで、薬(またはサプリとして)ではなく食事でEPAを摂るためにどんなものを食べるとよいのでしょうか……? 生きのいい青魚を、片手に乗るくらい。1度の食事で1尾もしくは1切れ。サバ缶1日1/4,が適度な量。「お肉の代わりに旬の光り物をいただく」、無理のない大人の健康術です。 頭がよくなると話題になったDHAと同じく、EPAは青魚に多く含まれています! 青魚」とされる主な魚種 ニシン目:ニシン科;ニシン・マイワシ・ウルメイワシ カタクチイワシ科;カタクチイワシ ダツ目:サンマ科;サンマ スズキ目:アジ科;マアジ サバ科;マサバ・ゴマサバ |