この度は、立川マンドリンクラブ第38回定期演奏会のご盛会、大変おめでとうございました。 　数年ぶりにお声かけをいただきましたが、実はお引き受けして良いのか、少し迷いました。といいますのも、前回呼んでいただいたハミングホールでの演奏に、私自身のクラリネット演奏に課題が山積みで、反省ばかりだったからです。
　しかし色々と考えているうちに「前回の演奏の挽回、そしてマンドリンクラブの皆さんへの感謝を、演奏でお返しするチャンスだな」という想いのほうが強くなっていき、お引き受けすることにしました。
　久しぶりに伺った高松公民館での練習では、昔以上にピリピリとした緊張感のなか練習が進められていました。私はエキストラの身だというのに緊張してしまい「遠野郷」、「時の宝箱」など、色々と音楽的に対応しきれず、またもや課題と反省を持ち帰るという状態で、落ち込みつつ立川駅に向かって歩いたことが、昨日の事の様に思い出されます。
　その後の高尾での合宿では、皆さんから代わる代わる温かいお声かけや、お菓子の配給にもあやかりまして、安心して音を奏でることが出来ました。交響曲第六番「田園」も吹かせていただくことになり、美味しいソロを沢山やらせていただいたことにも、感謝しかありません。
　そして当日、満席のRISURUホールで、皆さんの熱い音楽、温かいサウンド、一生懸命な演奏風景に同席し「マンドリンって本当に素敵だなぁ」と改めて感動しておりました。ありがとうございました！
最後に、団長の鹿野さん、指揮者の初山さんと河邉さんには、特にお世話いただきました。運営でお忙しい中、休憩中や演奏中も、気配りしてくださり、安心して演奏に集中できました。
　また、打ち上げでは、リハーサル中はお話できなかった団員の方とも対話させていただき、本当に楽しい時間となりました。
　今回の演奏会に参加させていただき、これまで以上にマンドリンのことが、いや立川マンドリンクラブのことが大好きになりました。
　まとまりませんが、これからも立川マンドリンクラブの発展を心よりお祈りしております。

　　　 　本当にありがとうございました。