立川マンドリンクラブ会報 第682019.04.07発行
在籍10年を経過して想うこと
2nd Mandolin 石井 康五
 今をさかのぼること十数年前、立川マンドリンクラブのファン(追っかけ)を自称中の、2008年(平成20年)11月15日、東大和市ハミングホールでの第27回 xの定期演奏会を鑑賞した際、終曲に演奏されたヘンデルの“水上の音楽”に心を奪われたような状態となり、マンドリンオーケストラの素晴らしさに更なる感銘を受けたのでした。 思い起こせばこの瞬間が、私が入部を決心した時だったのです。
 オーケストラに参加して演奏するのを夢見て、その年の年末に恐る恐るメールで入会の申込みをしたところ、代表の鹿野さんから心温まる歓迎のご返事につられ(失礼!)、楽器を持って見学に参上した想い出が懐かしく脳裏に浮かびます。
 約1年経過した2009年(平成21年)11月14日、第28回定期演奏会が東大和市ハミングホールで開催され、これが私の初舞台でした。この初舞台での想い出は、舞い上がった記憶はありませんが、只々、憧れていた皆さんと共に舞台に上がっている自分に感激のあまり、「アンコール」に続く「エンディング」のときは涙が目頭を覆い、満足に演奏が出来なかったことが想いだされます。  毎年繰り返される、その年の定期演奏会向けの合奏練習、合宿 等々の年中行事では代表者の方は言うまでもなく、コンサートミストレスを初めとし、指揮者さん、パートリーダーさん、先輩、同僚~~という皆さんによる激励とご支援によって今日に至っており、皆様には感謝の念を禁じえません。  奇しくも本年は、私の人生で7回目の“年男”を迎えることになり、これも何かの因縁と肝に銘じております。自重してこの一年を過ごそうと思います。
 10年経過とはいえ、一つの通過点に過ぎないものと自覚しております。これからも立川マンドリンクラブは生活の一コマにして、「初心貫徹!」「継続は力なり!」を信じて頑張りたいものです。      皆さま!!宜しくお願い致します。