立川マンドリンクラブ会報 第67号2019.01.12発行
実家みたいな立川マンドリンクラブ
             Mandola 荒木 智恵子
 主たる生活を八ヶ岳の南山麓に移し、4年になります。マンドリン合奏ともすっかり離れていましたが、2017年12月に地元の のMCの演奏を聴く機会があり「マンドリン合奏、最高!ドラ弾きたい」ということで入部させて頂きました。
 1st:4、2nd:3、ドラ:1、ギター:3名、総勢11名のアンサンブルのクラブです。
 1月より月3回の練習で、曲は立川MCでの、デリバリー的な感じです。ドラの方が上手だったので「ラッキー!」と思って入部しましたが、私がドラと知ると前からセロを弾きたかった、ということでセロになってしまい、まさかの一人ドラになってしまいました。つまり「ソロ」で頑張らざるを得ない状況になったのです。立川MC では弾けるところを弾く(すみません??)という超甘えた姿勢で楽しんでいたので、さあ大変。
 ドラパートを全て責任を持って、最初から最後まで弾く、それも美しい音、粒の揃ったトレモロ、スラーはスラーでぶちぶち切れない、そして正しいリズムetc…1月からルンルンのアンサンブルのはずが、修行の場に。譜面には今まで一度も記入しなかった指番号を色々試しながら書き込み(大事に温存していた小指も使用)、一度も使ったことのないメトロノーム(すみません)をスマホのアプリでフル活用。いい音が出ないと「楽器の調子が悪いのでは?」とイグチに持ち込み「特に問題ありません」と返され、自分の腕に問題があることを痛感いや再認識したりして。
 努力の甲斐あり、地元の発表会での評判も上々、その中で「マンドリンの合奏って、上手な人がドラを弾くんでしょ?」という声があり、満面の笑顔で「そんなことないですう」とお答えしたりしてました(笑)。来年も八の音MC ではドラ一人ということで、しっかり練習し素敵なアンサンブル演奏を皆で楽しみたいと思っています。
 2年振りに参加させて頂いた立川MC第37回定期演奏会では大曲が盛り沢山で大変でしたが、ドラは14名の大所帯でしたので、実家に帰ってきた娘みたいな気分で楽しく伸び伸び弾かせて頂きました。(すみません!)やっぱり立川MC 最高です(特にドラ!)
 来年も月一回ほどの出席になると思いますが、甘えも程々に頑張りますのでよろしくお願いいたします。