Mattinata(マッティナータ)とは
イタリア語で「朝」は”mattino”と言います。イタリア語読みで、後ろに「さん」をつけて「Mattinoさん」と大声で読んで見てください。 良くできました。 ご存知のSerenata(セレナータ)はSera(晩)に彼女の窓の下で歌う図を思い浮かべます。 Mattinataも恋人の寝室の窓の下で口説くための歌なのです。違うのは明け方に寝ている女性を起こそうとするところです。「セレナータの早朝版」と言えます。夜討ち朝駆けで忙しいイタリア人男性、彼らは一体いつ寝るんでしょうね。 作曲者Amadei, Amedeo (伊)1866.12.9~1935.6.16 良く演奏される「海の組曲」など67の作品を4か国語で81出版しています。 この曲は 作者60才の頃の曲と思われます。作者の温厚な作風を至るところに垣間見ることができる小品です。 寺院の鐘の音を模したようなギター4小節の序奏は「朝がきましたよ」と知らせてくれる。やがて静けさの中にも鳥のさえずり、人の行き交いが見られるようになる。最後は再びギターの鐘の音がだんだんと小さくなって曲は終わります。 1926年出版、2マンドリン、マンドラ、ギターの編成でした。 他の「マッティナータ(朝の歌)」 ルッジェーロ・レオンカヴァッロが1904年に作詞・作曲した歌曲で、彼の最も有名 な作品です。テノールのE.カルーソーが歌っているのをYou Tubeで聞けます。(表紙) 作詩: パンツァッキ (Enrico Panzacchi,1840-1904)イタリア 歌詞:イタリア語 作曲: トスティ (Francesco Paolo Tosti,1846-1916)イタリア 梅原香里さんの“筑波大の卒業生有志によるギター・マンドリンのアンサンブルコンサート” 2018-08?25 14:00 スタジオヴィルトゥオージ(新大久保) 梅原さんの大学時代の有志でのアンサンブルコンサートに行ってきました。 ギター独奏、二重奏、三重奏、マンドリン・チェロ二重奏など、お若い方達の盛り沢山な演奏、最後は13人メンバー全員の演奏で楽しく聴かせていただきまました。 この日はマンドリンを弾いていた梅原さん、ギターを弾いていたご主人と何度も目を合わせて(見つめ合って・・・)演奏していたのがとても印象的でした!! |