立川マンドリンクラブ会報 第63号2018.0100.07発行
マンドリンクラブに入って   Guitar 山下 道雄
 定年を迎えて仕事とも別れ、自由な生活になりました。毎日が日曜日です。急に時間があり何に使うか迷ってしまいました。最初の頃には、何をしょうという目的もなく時間をもてあましていました。読書をしても目がチカチカして長続きせず、テレビを見ていてもだんだん飽きてしまう。運動をしようと思っても、特にやりたいものもなく、ただもくもくと歩いていましたが、これも飽きてしまいました。
 こんな生活ではだめだと思い、趣味のギターを深めてみようと思いました。きっかけは、マンドリン演奏会を聞きに行き、様子を見てみようと思いました。さっそく見学に行きました。
 その時、新入部員を紹介しますと言われ、「見学です」とは言えずに入ってしまいました。2013年12月15日のことです。ギターなら以前からやっていたのでなんとか続きそうなので始めました。朝起きて練習に入ります。初め基礎練習として、スケール、アルペジオなどをしました。それから、曲の練習をします。
 最初の頃は順調に進んで良かったのですが、だんだんと指に無理が出てきました。両手の指に痛みが走り、触ることさえできなくなりました。どうしようもなく病院に行き治療をはじめました。しばらく、ギターは触れなく離れていました。そのうち指の痛みもなくなりました。
 時間があるからといってむやみに長時間練習をしてもだめだと気づきました。最近ではほどほどの練習にしています。こんな調子ですから、上達は遅いのですが、なんとかあきらめずに続けています。続けることが目標になりました。
 マンドリンクラブに入り1年間だけ頑張って続けようと思いました。ところが、気がついてみるともう、4年になっていました。この「トレモロ」に載せる事によって、更に続けていく励みになればと思っています。




ギター・バッテンテ(五対弦)マンゴ・ロンゴ製作17世紀ナポリミラノ市立楽器博物館蔵