立川マンドリンクラブ会報 第62号2017.10.08発行
幸せの黄色いリボン   
 アメリカのポップスグループ「ドーン」が1973年にリリースした曲で、作詞者はラッセル・ブラウン

 刑務所を出所した男が故郷に帰ろうとしていましたが、男は出所前に妻へ手紙を出し、「もし、自分の帰りを待っていてくれたなら、木の幹に黄色いリボンを結んでおいてほしい」と頼んでいました。
 男は汽車に乗って故郷の近くまで来ましたが、勇気がなくて、車中で知り合った男に木を見てもらいました。木の幹にはたくさんの黄色いリボンが結ばれていました。




 作曲者 アーウィン・レヴァイン
トニーオーランド&ドーンベスト盤




 どこか似た日本の映画 「幸せの黄色いハンカチ」1977年公開の名作である。
刑期を終えて網走の刑務所から出所したばかりの雄作(高倉健)が、妻の光枝(倍賞千恵子)の住む夕張へ向かう姿を描いた映画です。

“自分を待っていてくれるなら、家の前に黄色いハンカチを下げておいてくれ”
*と務所からの途中葉書を出した、が近づくにつれ迷いに迷う健さん、後押しするのは偶然知り合った若い男女(桃井かおり武田鉄矢)、何度も行ったり来たり、と、いっぱいの黄色いハンカチが*
日本において「黄色いハンカチ」が愛する人の帰りを待つシンボルとなった映画です。
                    (編集:鹿野 *管理人)