立川マンドリンクラブ会報 第60号2017.04.02発行
私の旅の楽しみ方       2nd Mandolin 奈良場 千恵子
 テーマ『世界遺産』の演奏会も終わり、自治会の活動も一段落の1/17~1/26まで南イタリア・シチリアの旅を楽しんできました。イタリアは「石を投げると遺跡にあたる」といわれるほど世界遺産の多い国です。私の旅行は1回で3か月程楽しめる旅です。
① 下調べ 旅先・旅程をじっくり決め 歴史・ガイドブック・旅行記・地名検索でテレビ番組を録画しイメージをふくらませます。Google earthで観光地 交通機関(駅・バス停) ホテル付近の様子を調べます。が、「百聞は一見に如かず」で旅の前後でイメージががらりと変わることが度々です。
② 旅行中 現地に溶け込んで楽しみます。日本との相違や日本が世界に誇れる良さもよく感じます。写真は 観光地はもちろんホテルや食事 触れ合った人も交えます。
③ 旅行後 下調べの情報をなるほどとうなずきながら カメラの写真とビデオを情報・思い出・感想のコメントをつけながらスライドショーにまとめBDに収めます。
 このときbackground として関連の音楽もとりいれます。
 大変な作業ですが、作業が終わるとこの旅は終わりです。


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今回の旅で音楽に関して思い出があります。
♩ 機内エンターテイメントオーディオで シベリウス「フィンランディア」とベートーベン「エグモント序曲」が続けて流れたのです。運命的でした!!
♫ ゴッドファーザーⅢのラストシ-ンの舞台 パレルモのマッシモ劇場で娘役の真似をしました。帰国後 偶然立川MCの31回定演CDを頂き その中のゴッドファーザー「愛のテーマ」を聴き その場面が甦りました。









♬ 今年初めヨーロッパの寒波でヴェスビオ山の頂に雪がつもりました。とても珍しいことだそうです。ナポリのホテルからも エルコラーノ遺跡を見に行く途中も 又 アマルフィ海岸に行く途中でも何回もこの雪をみました。旅行後選曲委員から「(雪)ロマンツェとボレロ」の曲の連絡がありました。この曲は「まだ見ぬ雪への憧れ」から作曲にされたという解説や 作曲者が幼い頃見たであろうヴェスビオ山に積もった雪を想い 郷愁にかられ作ったという解説もありました。私はこの曲をヴェスビオ山の雪を想って弾こうかなと密かに思っています。♬