立川マンドリンクラブ会報 第55号2016.01.09発行
マンドリン合奏で親子共演     Mandolin Cello 粟屋 淳子
 私は某メガバンクで統合前から30年一貫して財形貯蓄を担当しています。現在は事務専門会社へ出向しているのですが、半年ほど前に上司から「粟屋さんのマンドリンの事を 是非社内報に書いてほしい」と依頼を受けました。お恥ずかしいのですが、その記事を皆さんにも紹介させていただきます。
-----------------------------------------------------------------------------
 私は地元の立川マンドリンクラブに所属しています。マンドリンはイタリア生まれの弦楽器で、ピックで弦を上下に細かくはじくトレモロ奏法が特徴的です。マンドリン合奏は、マンドリン、マンドラ、マンドロンチェロに、ギター、コントラバスと打楽器を加え、オーケストラ形式で演奏を行います。クラブは総勢60名で、年1回市民会館大ホールでの定期演奏会や、地域の福祉施設でのボランティア演奏などを行っています。
 もともと高校時代に部活動でマンドリンを弾いていましたが、4年ほど前に再開して今のクラブに入り、さらに昨年から2回り大きいマンドロンチェロに転向し、低音パートを支えています。皆で1つの音楽を作る喜びは高校時代と変わらず格別で、週末の練習にほぼ欠かさず参加しています。また、音大で打楽器を専攻している息子が定期演奏会に特別参加し、親子共演を果たしたことが何よりの喜びです。高校生の娘も打楽器をやっているので、いつか親子3人での共演ができればと夢を膨らませています。
 今、金財センターには出産、子育て真っ最中の後輩たちが続いていますが、働きながら2人の子供を育てた昔を懐かしく思いながら、「将来、いいことがたくさんあるから頑張ってね」とエールを送りたいです。
------------------------------------------------------------------------------



 この記事には後日談があり、ある練習日に賛助の賀来さんから「社内報に載ったでしょ?」と言われてびっくり。賀来さんも関連会社にお勤めだと初めて知りました。世間は狭いですね。定期演奏会の打ち上げで「GOOD JOB CARD」を頂いたときは内輪ネタに大うけしました。我がグループでは、職場の仲間に感謝の気持ちを伝えるコミュニケーションツールとしてGOOD JOB CARD運動を展開中です。もちろん会社では定型のフォーマットがあるのですが、賀来さんの手作りカードと花束にうれしさいっぱい、少人数パートでもこれからも頑張ろうと思いました。