立川マンドリンクラブ会報 第54号2015.10.10発行
マンドリン マラソン発表会     Mandola 渡辺 晃世
 会報トレモロ寄稿のテーマは「マンドリンマラソン発表会」について。ちょっとひねりの効いたお題の依頼がありました。
 私が通っている片岡マンドリン研究所の発表会についてご紹介したいと思います。今年6月、第46回発表会がルーテル市ヶ谷センターにおいて無事終了いたしました。第50回まであともう少しとなりました。
 今年の門下生の演奏は54組。開演 1 時30分より夜の9時近くまで演奏が次々と続きます。
 マンドリン独奏(無伴奏、ピアノ伴奏、ギター伴奏)、二重奏、三重奏、四重奏、合奏、またマンドラやチェロの独奏もあります。
 後半はベテラン組の演奏が続きます。マンドリンコンクールに出場された方たちの演奏もあり、我がクラブの高津良幸さんもカラーチェの「前奏曲第10番」を独奏されました。
 今年も演奏者が多いので時間内に終わるかどうか心配でした。全員の演奏が終了したのが9時直前。退館が9時ですからぎりぎりセーフでした。
 片岡道子先生のご指導力と門下生のマンドリンに対する情熱がこの発表会に凝縮されています。独奏曲は皆が暗譜で弾きます。(老いも若きも・・・・) そして終了後、ホッと一息つく間もなく 襷たすきは来年に渡されました。
 第47回は平成28年6月18日に同じ会場で開催が決まっています。皆様よろしければどうぞ足をお運びください。
 半世紀近くも途切れず毎年開催される発表会、門下生たちの昼から夜まで続く演奏。これはやはり「マンドリン マラソン発表会」ですね。
 もう来年に向けて走り出し始めました。