立川マンドリンクラブ会報 第44号2013.04.14発行
新しい仲間(24)
Mandolin 田口玲子さん
「じゃ、いつやるの?」「今でしょ!」
 8年程前、マンドリンのコンサートを聴いて、その音色にとても心惹かれました。 「私も弾いてみたいな」という気持ちが年を追うごとにふくらみ、4年前に武蔵小金井の宮地楽器で念願のレッスンを受け始め、なかなか上手くはなりませんが、この楽器が大好きになりました。
 先生に「マンドリンは合奏してこそ。さらに楽しみの幅が広がりますよ」と伺い、ホームページを探してこちらのクラブを知り、さっそく演奏会に足を運びました。
二階から拝見したのですが、本当に素晴らしい演奏で、あれほどたくさんの人達で音や心を合わせるのはどんな気持ちだろうと感激して帰ってきました。
・・ただ、演奏を聴いてしまったばかりに、逆についていけるか心配になり入会をためらうことに・・。この歳で新しいことを始めるのはなかなか勇気がいります。そんな迷っている私の背中を押してくれたのが、実はあの舞台の後ろで一生懸命に散っていた“枯葉”。あの微笑ましい枯葉が何となく大丈夫だよ~と言ってくれていたような気が・・(こういう思い込みで大事な決断をする私です)
 「よし!」意を決して見学のご連絡をして、譜面台と足台も購入して、いざ立川へ。(某予備校の先生じゃありませんが「じゃ、いつやるの?」「今でしょ!」の勢いです。)
見学では、みなさんに優しく声をかけて頂き、練習もとても良い雰囲気でしたので、その日に入会を即決いたしました。
 あれから1ヵ月が過ぎました。毎週、指・目・頭フル稼働で、練習が終わるとクタクタですが、音楽にじっくり向き合うという経験、生み出されるハーモニーにうっとりする経験、何もかも初めてでとても楽しい時間を過ごしています。
周りに先生がたくさんいらっしゃるので、マンドリン、合奏、音楽のことこれから色々教えて頂きたいです。
 このような私に合奏する機会をあたえてくださったクラブのみなさんと、送り出してくれる家族に感謝をしながら、これから頑張っていこうと思っております。よろしくお願いいたします。