立川マンドリンクラブ会報 第41号2012.6.30発行
新しい仲間(21)
2nd Mandolin 伊東 幸子さん
 マンドリンと共にある今の生活は充実
 「連休があけた頃までに書いて提出して下さい」と言われ、ぎりぎりまで先延ばししていましたので、今少々せっぱつまった気持ちでこの原稿を書いている所です。
私が立川マンドリンクラブの存在を知ったのは、今は介護の為にお休みしている小島さんが第30回定期演奏会のパンフレットを、一緒にやっている健康体操の時にくばっていたからです。私もちょうどその二、三ヶ月前に仕事を止め、余りにも退屈していた時だったので、後先も考えずに飛びついてしまいました。
引っ越しの度に「こんなもの邪魔だなあ」と思いながら運び、今は棚の上にほこりをかぶっていたマンドリンを引っぱり出し、楽器屋さんに修理を頼み、ケースを買ってもう後に引けなくなりました。見学に行ったその次の時には、楽譜を渡されましたが、シャープやフラットがいくつも付き、16分音符が波のように並んでいるのを見て「え~まじ」と目が点になったりしました。トレモロもまだおぼつかなくて、入ってしばらくはあせったりしましたが、メンバーの皆さんがとても優しくて「楽しんでやってください」とか「一つでも多く弾けるようになったらいいョ」と言われ、ありがたく思いました。
マンドリンと共にある今の生活は、とても充実しています。美しく弾けるよう、努力しようと思っています。