2nd. Mandolin木村 恭子さん
マンドリンと私
私は、大分県で生まれました。そして、六甲連峰に囲まれた港街神戸で育ちました。神戸は、15年前に、阪神大震災に逢いましたが、復興も早く、今では、すばらしい、街に生まれ変わりました。
昨年は、学生時代のマンドリンクラブの演奏会で、恩師である川口優和氏の指拝のもとに合同演秦に参加しました。昔のメンバーと一緒に演奏したことが、とても懐かしく、心に残る年になりました。 昔、学生の頃、神戸五大学の演奏会で神戸大学が、狂詩曲「海」、「山の印象」を演奏し、そして私の学校では「ジプシー風詩曲」、「シンデレラ・ファンタジー:編曲川口優和」を演奏しました。 昨年の立川マンドリンクラブの演奏会で「山の印象」を聴き、特にフルートの調べと鈴の音がとても印象深く感動いたしました。集3楽章の「麓を指してJの場面では「太陽が西に沈みかける頃、馬の背にすずの音も軽く麓指して、シャン、シャン、シャンと山を下って行く」光景が目に浮かぶようでした。 さて、立川マンドリンクラブの演奏会は、以前から楽しみにしており、よく拝聴しておりました。拝聴する度に、迫力があり、すばらしいクラと思っていました。 そして、新年明けに連絡をしてすぐに入部しました。入部してまだ2ケ月ですが、今年のステージまでには弾けるよう頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします。 最後に、私が、気に入っている詩をご紹介いたします。かっで私が学生の頃、神戸学生マンドリン連盟定期演奏会のプログラムに掲載された詩です。
楽しみはAndanteであれ
決心にはAllegroであれ 娯楽をPianoに愛し 義務をForteに行う人こそ 人の世のこよなく美しい シンフォニーを もっとも清らかなハーモニーの中に 演奏する人である |