リスボンの恋人たち [作曲] 湯淺 隆 (ゆあさ たかし) [編曲] 森本 和幸 (もりもと かずゆき) 「リスボンの恋人たち」の原曲を演奏するマリオネットは、ポルトガルギター奏者・湯淺隆氏とマンドリン奏者・吉田剛士氏によるアコースティックユニットです。 湯淺氏は、1987年にポルトガルの首都リスボンに渡り、アントニオ・シャイーニョ氏、ルイス・ピィニェイロ氏に師事しました。本曲は、湯淺氏のリスボンに対する憧れ、想いが込められています。 2006年には、吉田氏により、マリオネットの楽曲を専門に演奏する100名の団員によるマリオネット・マンドリンオーケストラが組織されました。同オーケストラにおいて、本曲のマンドリンオーケストラ編曲版が演奏されました。因みに、マリオネットが本曲をライブで演奏することは無いそうです。 願いの叶う本 [作曲] 丸本 大悟 (まるもと だいご)
誰かに貸すことで、貸した相手の願いの叶う本。
純粋な「優しさ」について考えたことを曲想にしました。 ある小さなお店で弾く為に作った曲で、 小さい編成でこぢんまりと弾きました。 演奏した後、ほんとに色んな方から 「…要するに、お金稼ぐ方法が書いてある本ですか?」 と、聞かれまくったのですが… 曲を作るきっかけになった本は「他人」の願いが叶う本です。 なので、お金を稼ぐ方法は書いてないです(笑)。 (作曲者記) ARSNOVA組曲 [作曲] 末廣 健児 (すえひろ けんじ) ・ 丸本 大悟 (まるもと だいご) (共作) アルスノヴァ(ars nova)は、ラテン語で新しい芸術という意味です。「ARSNOVA組曲」は、2002年のARSNOVA Mandolin Orchestra解散公演「Thanks!」にて発表された2楽章からなる曲です。2008年に、同オーケストラの後身であるARTE MANDOLINISTICAにより、改訂・再演されました。 第1楽章作曲者の末廣健児氏は、1975年山口に生まれました。ARSNOVA Mandolin Orchestra 指揮者を経て、現在、ARTE MANDOLINISTICAにてマンドロンチェロ奏者を務めています。マンドリンオーケストラのための自作曲としては、組曲「瑞木の歌」や「Beyond the Skies」などがあります。また、編曲者としても高い評価を得ています。 第2楽章 作曲者の丸本大悟氏は、1979年大阪に生まれました。ARSNOVA Mandolin Orchestra マンドラ奏者を経て、現在、ARTE MANDOLINISTICAにてマンドラ奏者を務めています。組曲「杜の鼓動」、「雨の世界」、「虹彩」をはじめ、数多くの作曲委嘱を手がけています。2006年第2回大阪国際マンドリンコンクール作曲部門にて独奏曲「Four Preludes」が入選、アンサンブル曲「光彩」が第3位入賞しました。マンドラを井上泰信氏に、和声法を久保田孝氏に師事しています。 |