立川マンドリンクラブ会報 第8号2004.8.8発行
立川マンドリン物語(2)ショウチュウロック ホームエイジ
2.自立
4月から発足はしましたが、4人ではさみしい限りなので市の広報にメンバー募集を載せてもらい待つこと数日、樋川さんがギターかかえてやってきました。ほっとする間もなく立川中央公民館の第4回立川5月祭音楽会に出演の話があり、この頃からすでに「出たがり」の私は当然、出ることを強く提案しましたが、「メンバーをどうする?」というところで行き詰りかけました。しかし、初心者教室に来ていた人に声をかけて一人(名前忘れた)、宮沢さんが朝夕散歩中に聞いていたギターの音をたどって見つけた知 人の息子石間さんを加え7人で何とか無事初演奏ができました。
この時の写真はありますが、曲は記録がないし、記憶にも残っていないので不明です。この年に加わった現存メンバーは西山さん、大場さんでした。石間さんと西山さんの逸話・・・・石間さんは西山さんを独身女性と見て喜んだらしい。それを聞いた西山さんはもっと喜んだらしい・・・
翌年4月には戸塚さんの「諏訪の森コーラス」コンサートにメンバー10人で賛助、5月には再び5月祭、9月に初めて合宿。奥多摩の「思源荘」に土曜午後集合、まだ定演は考えていなかったので、練習時間は合計で8時間と押さえ気味で、もっぱら親睦を図った合宿でした。この時に定演のことやメンバーの募集等を朝3時過ぎまで語り合いました。まだ皆若くて疲れを知らない時でした。
その翌10月に立川市民合唱祭の審査時間のアトラクションに出演。初めての市民会館大ホールでの演奏は町野さんも加わった13人。「古戦場の秋」を少ない人数でよく弾いたと思います。
そして翌年に第1回定演を開催することを決め、この誕生の年は過ぎたのでした。  (次号に続く)